【田舎流エクササイズ】草刈りで痩せる?道具別ダイエット効果について独自に検証してみる

草刈り

一戸建ての住宅に住んでいる人の悩みの種はいろいろあるとは思いますが、その中でもとっても面倒くさい作業の一つとして入ってくるのが「草刈り」(除草)ではないでしょうか。

 

窓から見える庭の草。取らなくちゃと思いながらついつい見て見ぬふり。あっという間に1mくらい伸びていたなんてことも時々あるのかなと思います。

 

都会のほうの住宅なら家の周りがしっかりとコンクリートに覆われて防草対策がしっかりされていることが多いでしょうし、もし草が生えてもそれほど多くないとは思いますが、

 

田舎のほうは家の周りがほとんど土ですので、少し放置しただけでもとんでもない量の草が生い茂ります。

 

春から秋にかけては、毎日のように朝早くから、「ブォーーーン、ブルルル…」と、どこからともなく草刈り機の大きなエンジン音が聞こえてきます。

 

私の家の周りは、ほとんどが広い庭や田畑がある一戸建てに住んでいる家ばかりですので、雑草の種が飛んでご近所さんに迷惑がかからないようにと、こまめに草刈りをするお宅が多いです。

 

むしろ、やらないで伸ばしっぱなしで放置していると、すぐご近所さんから嫌味を言われたり、家族の誰かか病気なのかと変な噂(重病説)が流れてしまうという恐ろしいことが起こります。

 

ここ数年は、体調の悪い高齢親に代わって私が草刈り担当になっていますが、なるべく草刈りの回数を減らしたいので、ギリギリまで草を伸ばしてから刈るようにしています。

 

ただ、あまりに放置していると空き畑や田んぼから、ススキや葦などの手強い雑草があっという間に高さ2mくらいにまで育ってしまいますので、毎年、草刈りの回数を増やすか、まとめて一気にやるか葛藤があります。

 

↓ こちら、2mの高身長で寡黙で実直な「YOSHI(葦)」さんです。性格は非常に頑固です(笑)

草刈り

 

 

 

 

 

結局のところ、草刈りをする気がなかなか起きず、まとめて一気にやることが多いですが、この葦が成長すると茎が太くて硬くなるので、小さい鎌でちょこちょこ取るとか、除草剤を撒くなんていうレベルでは太刀打ちできないので、かなり本気度が高い道具を揃えて草刈りをする必要があります。

 

そして、広範囲の草刈りをするとなると少なくとも2、3日間はかかりますので、事前に体調を整えて、草刈り中もきちんと水分を取って休憩を挟みながら挑みます。

 

勢いだけでやろうとすると、途中で気分が悪くなったりしますので絶対に無理は禁物です。以前、調子に乗って2時間くらい連続でやっていたら本気でめまいがして倒れそうになりました。急いで部屋で横になりましたが、ちょっと危なかったかもしれないです。

 

草刈りが好きな人はいないかと思いますが、私は本当に本当に草刈りが嫌いです。暑くて汗だく、虫には刺されるし、足は傷だらけ、体のあちこちが筋肉痛になるので本当に嫌になります。

 

今までに何度か業者にお願いしたこともありましたが、最低でも1日1万円位はかかりますので頻繁にはお願いできないですし、嫌だけどもうやるしかないという感じになっています。

 

業者より単価が安い田舎地域の強い味方「シルバー人材センター」にお願いしたこともありましたが、なにせ高齢者ばかりですので、無理はしないようにしているのか何度も何度も休憩時間があり、さっぱり作業が進まないのが難点です。

 

途中で倒れたら大変なので無理に働かせるわけにもいかず、ただ見守っているだけなのですが、そうすると何日もかかってしまい、業者よりも高くつくことがあり、ここ数年は自力での草刈りを頑張るようにしています。

 

ただ、一気にやった後は体へのダメージが大きくて仕事にも影響が出てしまうので、体調を考えて時々は週一ペースでやることもありますが、その時は全部刈り終わるまで1ヶ月位かかってしまいます。

 

ペースを落とせば、当然ながら疲労感があまりないのですが、かわりに最後の草を刈り終わる頃には、最初に刈ったところからまた草が生えるという、なんとも悲しい無限ループとなります。

 

↓ 最初の頃に刈った手前のほうからまた少しずつ草が生えてきます…。

草刈り

 

 

 

 

 

ということで、草刈りについて語ると文句しか出てこないのですが、嫌々やってもストレスが溜まるだけですので、最近は発想を変えて「運動不足解消」のつもりでやっています。

 

だいたいは、健康診断が近づいてくる1ヶ月前頃から重い腰をあげるのですが、40歳後半まで持病もなく元気に暮らせているので、少しは草刈り効果があると信じたいですね。

 

そして、今年も運動不足解消に精を出している最中なのですが、ここで私が普段使っている草刈り道具について、少しご紹介してみたいと思います。

草刈り

 

 

 

 

 

ただ単に、道具の話だけしてもつまらないですので、草刈りを本気でやると、気持ち痩せたりしますし、筋肉を使うので体が引き締ったりしますので、「エクササイズ」という観点からも、独自目線で草刈り道具の紹介をしてみたいと思います。

 


1.「刈り込みバサミ」エクササイズ

2.「ヘッジトリマー」(バリカン)エクササイズ

3.「立ち鎌」エクササイズ

4.「刈払い機」エクササイズ

5.まとめ


 

それでは、さっそく。

草刈り改め、「田舎流エクササイズ」のご紹介です。

 

1.「刈り込みバサミ」エクササイズ

【難易度】 ★☆☆☆

【疲労度】 ★★☆☆

【ダイエット効果】 ★☆☆☆

【使う筋肉】上半身(腕、肩、二の腕など)

柄の長いハサミです。主に飛び出した庭木の枝や生垣などを刈り込みをする場合に使用します。また、背丈以上に伸びてしまった比較的固い草を手っ取り早く短くしたい時にも使用します。

 

刈り込みバサミは、1000円程度の安価ものから1万円位するものまであります。素材、切れ味、ハサミの長さなどで値段が変わります。

 

私の使用しているものは、値段は約1000円で小型軽量のものです。木製で重量のあるものですと、長時間使用していると腕が痛くなり、場合によっては翌日まで腕の痺れや震えなどの後遺症が出ますので、現在はアルミ製の軽いものを使用しています。

 

使う筋肉は、主に腕と肩となります。チョキチョキと反復運動になりますので集中的に鍛えられます。ときどき屈んで作業をすることもありますので、腰や体幹も鍛えれると思います。ただ、汗をかくほどの負荷はないためダイエット効果はあまりなさそうです。「二の腕」引き締めコースといった感じでしょうか。

 

ハサミで切る作業が楽しくて、ついついやり過ぎてしまいがちですが、2時間以上やり続けるとハサミが軽量であっても手が痺れたり、不安定な態勢によって腰痛の原因になってしまうこともありますので、適宜休憩を入れながら作業することをおすすめします。

 

個人的には、刈り込みバサミがお手軽で使いやすいですので、使用頻度が一番高いお気に入りの草刈り道具です。このハサミ以外にも、5㎝程の太い枝でも楽々切れる刈り込みバサミもありますが、そちらもかなりおすすめです。

 

2.「ヘッジトリマー」(バリカン)エクササイズ

【難易度】 ★★☆☆

【疲労度】 ★★☆☆

【ダイエット効果】 ★☆☆☆

【使う筋肉】上半身(腕、肩、腰など)

 

電動のバリカンです。主に、飛び出した庭木の枝や生垣などを刈り込みをする場合に使用します。また、長く伸びた芝生や比較的柔らかい雑草を手早く綺麗に刈りたい時にも使用します。

 

ヘッジトリマーは、1万円前後から5万円くらいするものがよく売られています。電気式、充電式、伸縮型、高速のものなどがあります。私が使用しているものは、1万円以内の電気式のものです。

 

使う筋肉は、腕、肩のほかに刈り込みを行うために左右に体を動かすため、お腹や腰回りのシェイプアップ効果も期待できると思います。ただ、電動だとあっという間に刈れてしまいますので、作業時間が短いためダイエットというよりも、腕などのシェイプアップに効果があるように思います。

 

このヘッジトリマーですが、少し重量がありますし、刃が回転しているため取り扱いには注意が必要です。ただ、使いこなすことができれば非常に使い勝手が良いですので草刈り道具としてはかなり有能です。

 

3.「立ち鎌」エクササイズ

立ち鎌

 

 

 

 

 

【難易度】 ★★☆☆

【疲労度】 ★★★★

【ダイエット効果】 ★★★★

【使う筋肉】全身

 

柄の長い鎌です。主に、背の高い比較的固い雑草(ヨシ、ススキ類)を広範囲に刈る時に使用します。短い柄の草刈り鎌ですと、長時間しゃがんでの作業になるので腰に大きく負担がかかるのと、また背の高い草に体が埋もれて刈りづらいということがありますが、立ち鎌はその名の通り立ったままで草が刈れますので、とても楽です。

 

立ち鎌は、鍬タイプのものもあり概ね5千円以内で売られていることが多いです。私が使用しているものは約2千円の軽量の鎌です。高価なものは、刃の素材や形状が特殊で切れ味がかなり良いようです。

 

使う筋肉は、全身となります。雑草の根本に鎌を入れて、そこから手前に鎌を引きながら草を刈ります。しっかり鎌が草に引っかかっていないと草が刈れずに空振りになってしまいますので、足を踏ん張り手や腕に力を入れ、刈る時にはお腹や腰、足にも力を入れて一気に刈ります。

 

上手に刈るためには少しコツが必要ですが、慣れてくると無駄に動かずに右から左へと腕を動かしながら広範囲に草が刈れます。また、常に足腰に力を入れますし、最後は刈った大量の草を集めるという作業もありますので、結果的に全身のエクササイズになります。

 

立ち鎌は、大きく体を振るため負荷が大きく疲労感もありますが、その分、一日で数キロ痩せます。翌日以降は筋肉痛もなりますので筋トレにもなります。ただ、一気に草が刈れるため、調子に乗って長時間やりすぎると急に具合が悪くなることもありますので要注意です。

 

個人的には、立ち鎌が体力的に一番キツイですが、私の持っている電気式刈払い機では、背の高い雑草は刈りづらいということもあるため使い分けをしています。なにより、しゃがんで作業しなくて良いというメリットがありますので、おすすめの草刈り道具です。

 

4.「刈払い機」エクササイズ

【難易度】 ★★★★

【疲労度】 ★★★☆

【ダイエット効果】 ★★★☆

【使う筋肉】お腹・腰回り

 

先端に円盤型の刃が付いた電動の草刈り機です。主に、膝丈ほどの高さの雑草を刈る時に使用します。コツを掴めば芝を刈ることも可能です。立ち鎌ですと体力をかなり消耗しますが、やはり電動のものは作業が楽です。

 

刈払い機は、1万円から5万円前後のものがよく売られています。ガソリン式、電気式、充電式などがあります。一般的によく使われているのは、ガソリン式のものです。パワーがあるので少し硬い草でも難なく刈れるので人気です。

 

私の家には、ガソリン式、電気式、充電式どれもありますが、私が使用しているのは電気式のものです。それぞれメリット・デメリットがありますが、一番扱いやすかった約1万円の電気式刈払い機に落ち着きました。

 

ちなみに、ガソリン式のメリットは、固い草でも刈れるパワーがある、燃料がガソリンですので長時間、広範囲に作業ができることが大きいですね。デメリットとしては、機械が大きくて重い、パワーがあるため女性だとやや扱いにくいことでしょうか。男性はあまり感じないかもしれませんが、私は鋭い刃の部分がちょっと怖いです。

 

電気式は、電気コードが届く範囲だけしか草刈りできないことや、充電式は、充電しても最大30分位しか稼働しないこと、パワー不足で思ったより作業効率が悪いというデメリットがあります。そのような理由から、電気式だとパワー不足は否めませんが安全面も考慮して電気式を使っています。

 

そして、使う筋肉ですが、刃の部分を地面から少し浮かした状態で体を左右に振りながら草を刈っていきますので、特にお腹や腰回りに力が入るためシェイプアップに効果があります。実際に1~2日間これで草刈りをしたら、ぷよぷよお腹が少し引き締まりました。

 

ただし、刈払い機では、腕や肩、足はあまり動かしませんので全身運動をしたい人や痩せたい人にはいまいちですしょうか。あくまで、お腹・腰回り集中コースという感じです。

 

私が使っている電気式の刈払い機は、小型でとても軽いですし、女性でも簡単に扱えて安全ですので、ぜひおすすめしたい草刈り道具です。

 

5.まとめ

結局のところは、草刈りだけで大きく痩せる効果があるとはなかなか言えないですが、草刈り道具を上手く使い分けることによって、二の腕やお腹周りなど部分的にシェイプアップすることはできるような気がします。

 

大嫌いな草刈りも、発想を変えてみると楽しくできるかもしれませんので、もし草刈りをすることになった時には参考にしてみてくださいね。

 

↓今回は、3週間かけて全部刈り終わりました~。

草刈り

 

 

 

 

 

 

そして、また終わりなき戦いが始まるのでした。。。

 

(作業補は我が家のログハウス(物置き)で、のんびり休憩)

ログハウス

 

 

 

 

 

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