まだ新型コロナワクチン接種を1度しか打っていなかった11月上旬。
紅葉の季節に、家にじっと籠っているのが耐えられず、
でも、茨城県外に出かけるのはやや抵抗もあるということで、
天気が良いので、ふらっと笠間市の菊まつりに行ってきました。
笠間と言えば、日本一の栗の生産地で、笠間焼が有名なんですが、
茨城に住んでる人は、この時期になると「菊まつり」を思い浮かべます。
今年で114回目を迎えるという日本最古の菊まつりですが、
日本三大稲荷の一つである笠間稲荷神社を中心に、
黄色・白・ピンクなどの艶やかな菊の花約1万鉢が咲き誇ります。
小さい頃は、家族でよく来ていましたが、
当時は、菊の花に興味を持っていたわけでもなかったので、
人が多いし、菊人形の顔怖いしということしかほぼ記憶が無く、
もう20年以上、菊まつりを見ていなかったのですが、
今年は、「コロナ禍」で「平日」ということで、
絶対に空いているだろうと思い久々に行ってみました。
予想通りかなり空いていて、ゆっくりと見ることができました。
同じ場所でも歳を取ってからまた行ってみると、
物の見方や感じ方が違うのもあり、なんだかとても楽しめました。
神社の鳥居をくぐると、さっそく菊、菊、菊です。
日常生活でこんなにたくさんの菊を見ることはないので見ごたえがありました。
やっぱり花って癒されますね。
すっかり忘れていましたが…
この時期は、「七五三」なんですよね。
40年以上前か…。おひとりさまだと、かなり複雑な心境です。
でも、ここも菊がとても綺麗でした。
神社の手水舎にたくさんの菊の花が。
「綺麗だなぁ」と思ったら、
さっそく隣で20代くらいの子達がバシバシ写真を撮ってました。
完全にインスタ映えスポットになっていましたが、
清めの場所なのに、いいの?と思いましたが、
柄杓が置いていなかったので、
きっとコロナ感染予防でお清め無しってことなんでしょうね。
でも、何もないのは寂しいので、ある意味良いアイデアだなと思いました。
」
今年の菊人形は、「渋沢栄一」
茨城(水戸)にゆかりがあるということでの登場ですね。
ただ、相変わらずマネキンの顔が怖いんですよね…。
昔よりは慣れましたが。(夜に見たら絶対怖いやつ)
ここで、ちょっとひと休み。
笠間と言ったら、栗です。
さっそく、栗のソフトクリームをいただきました。
他店で高級マロンソフトもありましたが、私は350円のこちらで大満足♪
私のいちおしのランチスポット「朱の門」さん。
笠間稲荷神社の真ん前にある酒蔵「 笹目宗兵衛商店」の敷地内にあって、
野菜をふんだんに使った創作料理が美味しいお店です。
5組分の席しかないので予約必須です。
この日は、貸し切りでした。
このお店に来るためだけに、何度笠間に来たことか。また次回ですね。
かなり個性強めでお話好きなオーナーの奥様が一人で切り盛りしていますが、
それもまた良いアクセントになっています(笑)
ここだけの話。オーナーさん曰く、
築100年以上のこの建物の2階には座敷わらしが棲んでいるとのこと。
2階に上がる階段の途中には風船がたくさん置かれていて、
夜中に一階に下りてきてその風船で遊ぶそうです。
朝、部屋に入ると風船の場所が変わっていると。
お客さんが帰って静かになると2階から物音もするとか…。
ちょっと寒気がしてしまう話ですが。
ちなみに、1階の左奥の席に座るとその人に幸運が訪れるそうです。
私は、7月頃にその席に偶然座りましたが・・・、
その効果はこれからなんですかね(汗)
さて、菊まつりを十分堪能したので、
次は、笠間稲荷神社周辺を散策です。
いちおう茨城では有名な観光地なので、顔ハメのパネルも置いてあります。
稲荷といったら、「いなり寿司」!
ちょっと好みは分かれるかもしれませんが、
けっこう甘めないなり寿司です。
中身は、蕎麦やクルミが入っているものもあります。
お土産におススメです。
笠間には、おしゃれなcafeもたくさんあります。
こちらの「庭カフェKULA」さんは、土蔵を利用した2階建てのお店です。
癒しの空間という感じで何時間でもいられます。
どこにしようか迷った時には、まず入って間違いないお店です。
笠間には、他にもたくさん見どころはありますが、
それはまたの機会にでも。
それでは、また。