【PCがいらない副業】田舎で暮らす人は必見⁉月〇万円のお小遣い稼ぎの方法

田舎

「副業」といえば、今やインターネット無しには語れない世の中です。

 

パソコンがあまり得意ではない人(私)向けの、インターネットは一切使わないで行う昔ながらのお小遣い稼ぎの方法について、少し語ってみたいと思います。

 

田舎のほうを走っていると、必ずと言っていいほど近所で見かける「農作物直売所」や「道の駅」。

 

地元の野菜などがお安く手に入るので、ついつい立ち寄っていろいろお買い物してしまう人も多いかと思います。

 

そんな「農作物直売所」や「道の駅」ですが、店内に入って商品を手に取った時に何気なく見かける「生産者」の名前が書いてある値札シール。

 

もちろん会ったこともない、聞いたこともない名前でも、なんとなく農家の人が出荷しているものだと思って買っている人が多いのかなと思います。

 

でも、この直売所や道の駅に農作物などを出している生産者というのは、決して専業でやっている農家の人ばかりではないんですよね。

 

実際には、一般家庭の人が自宅の庭や畑で育てたものを少し出していたり、個人が趣味で作った小物などを売り出していたりすることがよくあります。

 

店舗に品物を並べるためには、その店舗を運営している地元の農協などに会員登録する必要がありますが、年間3千円程度の登録料を払えば、農家でなくても品物を売ることができます。(注:販売手数料は20%前後取られます)

 

ですので、ご近所のおじいちゃんおばあちゃんもちょっとしたお小遣い稼ぎにと気軽に出荷しています。

 

ただ、野菜など人の口に入るものを販売する場合には、農協で農薬検査などの細かいチェックなどがあり素人では大変な部分があるので、専業農家ではない人は、生花、植木、小物などを販売していることが多いです。

 

私の家は農家ではなく普通の会社員の家庭なんですが、せっかく近くに「農作物直売所」や「道の駅」があるので、ご近所さんと同じように農協に登録して、ときどきですが自宅敷地内にあるものを売ったりしています。

 

我が家では、おもに母親が趣味で不定期に出しているだけなので、今までに「年間収入」と言えるほど大きい金額になったことはないですが、それでも一回出すと数千円から1万円位になることが多いので、1回分の食費くらいにはなっていたりしています。

 

もちろん何を販売するのかにもよりますが、単価が高いものを頻繁に出すようにすれば月に5~10万円くらいは稼げると思います。

 

ちなみに、自宅の裏庭に竹林があるご近所さん(老夫婦)ですが、毎年春になるとタケノコを大量に店舗に出します。実際に売り上げた額を聞いたわけではないですが、噂では、その時期はかなり稼いでいるようです。(月10万円以上?)

 

タケノコなど旬のものは値段が高くても買う人が多いので、お客さんのニーズをうまく掴んでその品物を売れば、素人であってもかなりの利益になるのかなと思います。

 

私の家ではそこまで力を入れてやろうとは考えていないので、庭にある育ちすぎた花木を剪定してそれを売るとか、庭に落ちた木の実や松ぼっくりを利用してリースなどにしてから売るとか、

 

片付けをしていたら使っていない生地が出てきたから、なんとなくショッピングバックを作って売ったなんてこともありました。お客様ニーズも何も考えず思いつきでやっている感じです。

 

↓松ぼっくりを使ったリースです

リース

 

 

 

 

 

ただ、何も考えていないで大量にお店に出すと、当然ながら売れ残りも大量に出てしまうので撤収が大変です。

 

手間ばかりかかって農協の登録料分も稼げないとか、かなりやる気の無い生産者であったりもします。でも、そんな人は稀ですので、ちゃんと利益を出している人のほうが多いと思います

 

もちろんインターネットでも不要なものを売れることはできますが、商品の写真を撮ったり、説明文を書いたり、宅急便で送ったり、それに購入者の対応など、マメじゃない私はちょっと面倒に感じてしまいます。

 

それに比べて、売りたいものを直売所等にただ持っていくだけで良いので、少々手数料が高くても簡単で楽なので利用しやすいと思ってしまいます。

 

ただ、商売っ気がなさ過ぎて、直売所に売る物を置きに行ったついでに店内を見て回り、来たついでに野菜などたくさん買って帰ることがあるので何しに行ってるのかよくわからなくなることもありますが(笑)

 

そして、先日、久々に我が家でも出荷する話になりました。

 

今回は、自宅の庭にある松が伸びたままになっていて気になっていたので、この剪定した「蛇の目松」を処分せずに売ることにしました。

 

↓私が梯子を登って枝を切り落としました(かなり男前)

松

 

 

 

 

 

蛇の目松の出荷ですが、今回は量がそれなりにあったので直売所などの個人客向けではなく、業者向け(卸売り)として、農協を通し東京にある「世田谷市場」に直接出荷することにしました。

今回は、お正月用お飾りの需要を狙って出荷してみました。

 

「世田谷市場」ですが、世田谷・杉並等の近隣区や多摩地区、横浜市や川崎市など神奈川県を中心に、切花のフラワーデザインコンテスト、鉢物の品評会、イベント等用として、小売店(八百屋さん・花屋さん等)が仕入れに来ることが多い市場です。

 

ただ、この卸売市場に直接出荷するには、農協で登録する際に「農地を一定面積保有している」ことなど色々と条件があるので、直売所や道の駅などのように気軽に出すことはできませんが、それでも、農家ではない個人でも出荷することができます。(参考までに)

 

今回出荷したものは「蛇の目松」の枝95本です。長さは、50~120㎝のサイズのものです。

 

出荷した翌日には売り上げの明細が農協経由でfaxで送られてくるのですが、一番単価が高かったものは、1mの長さのもので1本200円でした。売り上げは、合計で12,450円。手数料や運送賃などが引かれて、最終的な利益は「11,602円」となりました。

 

↓世田谷市場から送られ来たの売上明細書です

伝票

 

 

 

 

 

 

毎年12月上旬に卸売り市場では、正月飾りや生け花用の松などが並ぶ「松市」というものが開催されます。

 

大勢の競り人と小売業者らが集まって大きな取引をするようなんですが、そんなことを知らないし気にもしていない私たち家族は、その松市がとっくに終わった12月中旬過ぎに農協に松を持って行きました。

 

職員の方には「もう時期が過ぎたので売れないかもしれないですよ」と言われ、その日は少しがっかりして帰宅しました。

 

でも、最終的には「11,602円」で売れたので、値段なんてほとんどつかないものだと思っていたので良かったです。個人で処分するとなると、逆に処分代がかかりますからね。

 

ただ、その「松市」というものに間に合うように早く出荷していれば、もっと高く値がついていたかもしれないので、それを知っていたらと思うと少し残念ですけどね。でも、勉強になりました。

 

個人で作ったものを直売所などを通して販売するのは、なんとなくハードルが高いと思われがちですが、基本的には、年会費を払えば誰でもお店に出すことができるので、気軽にできるちょっとしたお小遣い稼ぎにはいいのかなと思います。

 

ただし、やっぱり顧客ニーズやタイミングは大事だと思うので、我が家のように何も考えないでやっていると、無駄に売れ残ったり単価が安くなってしまったりするので、効率良く売るには少しは勉強しないといけないですね。(骨折り損のくたびれ儲け的な)

 

田舎に住んでいると敷地が無駄に広いだけに、雑草やら花木やらどんどん伸びてきて処分も大変なので、一石二鳥になる副業のお話でした。ご参考までに。

 

 

それでは、また。


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