【安眠】いろいろ考えすぎて眠れない夜には…。認知シャッフル睡眠法がちょっと良い理由

クリスマス

今日は、クリスマス。

世の中、昨日のクリスマスイヴから本格的に「クリスマスムード」一色。

 

おひとりさまの私にはあまりご縁がないので、昨日は、いつものようにスーパーに夕飯のおかずを買いに行きました。

 

すると、お惣菜コーナーの半分以上が、ローストチキンとピザの山…。

 

天ぷら、コロッケも、豚カツも、いつもの定番の揚げ物たちが売ってない。すっかり忘れていましたが、店内はクリスマス仕様。なんでクリスマスと言ったらチキンとピザなのか…。

 

普段の晩御飯を食べようとする人は、普通ではないと思われているようで、クリスマスのお祝いをしない人は帰ってくださいね、と言われているようで、この日は、平穏だった心がなんだかザワザワします。家でじっとしていれば良かったと後悔です。

 

スーパーでは売り上げアップを見越して、単純によく売れそうなものを多く仕入れて並べてるだけなので、意地悪してるつもりではないことはよくわかっていますが、やっぱり意識せずにはいられません。

 

これだけ、おひとりさまが快適に暮らせる世の中になって、人種も性別も価値観も偏見なく世間に受け入れられるようになってきて、

 

独身であることの肩身の狭さもすっかり忘れてしまうくらい、個人の自由な生き方というものが理解されるようになってきているのに、このクリスマスのイベントには、やっぱり敗北感がつきまといます。

 

誰にも迷惑かけず細々と暮らしているだけなのに、次々と襲ってくる罪悪感、劣等感、孤独感、嫉妬心など…それはもう自分の嫌なところが溢れ出し一気にやさぐれます(笑)

 

ファミリーやカップルじゃなくても楽しめる「おひとりさまの素敵なクリスマス」を誰か広めてほしい…と、心から願うばかりです。(サンタさんよろしくお願いしますね)

 

そして年末といえば、私がまた悶々と考えてしまい、心がざわついてしまうのが、「今年1年の自分を振り返ってみて」という毎年恒例の自分テーマでしょうか。特に年賀状を書き始めると、もう今年も終わりか…としんみりしてしまいます。

 

去年の今頃は、このまま今の会社で定年まで働くんだろうなと漠然と思っていましたが、

 

今年3月に急に退職することになり、波乱というかチャレンジばかりの今年一年間は、良くも悪くも私の価値観や固定観念を一気に変えた年でもありました。

 

独身の私には子育ても家のローンもあまり関係がなく、特にこれといった人生の目的や将来の夢などもなかったので、今までなんとなく平凡に生きていた感じでした。

 

唯一の目標と言ったら、会社での人事評価を上げることや、頑張って昇格してもっと給与をもらいたいと思ったことくらいでしょうか。

 

「私の人生=会社での私の人事評価」という感じになっていたかもしれません。

 

どのくらい貯金すれば足りるのかもわからず、無駄に老後の心配ばかりして、ひたすら働いて貯金するを繰り返していました。

 

次の就職先も決まらないままで勢いで退職して、周囲からは今後の予定が何も無い私の将来を心配する声しかなかった状態でしたが、代わりに私が手に入れたものはたくさんの時間でした。

 

おかげで、書籍やyoutubeで今まで知らなかった多くの新たな知識を得ることができたので、安泰の大企業を退職して9ヶ月経った今でも私自身はあまり不安や心配というものを感じることはありませんでした。

 

それと、巷で流行りの「FIRE」という言葉を知ることができたのは、私にとって、今年一番の収穫でした。これからの人生の目的や方向性もなんとなく見つけられたような気がします。

 

まぁこんな感じで、話だしたらキリがないんですが、クリスマスのイベントひとつ取ってみても、連想ゲームのように次から次へと気になったことが頭の中を駆け巡り、それが夜中まで続いて一晩中眠れなくなってしまうことがよくあります。

 

そんな眠れなくなってしまった夜に、私が最近試している対処法というのが、「認知シャッフル睡眠法」というものです。

 

なんだか怪しげな名前なので、何かの勧誘みたいに思われそうですが、登録が必要なわけでも料金がかかるわけでもなく、とっても簡単です。ただ、布団に入って、スマホでyoutubeを聞くだけです。

 

早い人だと10分くらいで眠れるそうです。一時的でも悶々と悩んでいることが忘れられるので、今のところ、私にはこの方法が一番合ってるような気がします。(イケボ声優の動画が個人的にはお気に入りです)

 

「認知シャッフル睡眠法」とは、カナダの認知科学者リュック・ボードウィン博士が考案した睡眠法をいいます。

 

睡眠は、身体の休息だけでなく心身の修復や記憶の整理といった重要な役割を担っているので、睡眠時間が不足すると、疲労回復物質が十分に分泌されず、心身のメンテナンスが不十分になり、それがストレスをため込むことにつながってしまうと、眠りたくてもなかなか眠れないという事態が起こるそうです。

 

認知シャッフル睡眠法は、脳が、大脳皮質が理論的な活動をしているうちはまだ寝てはいけない、と判断する仕組みに着目し、あえて何の脈絡もないイメージを連想させて、大脳皮質の理論的な活動を止め、「眠りのスイッチを入れてもOK」だと脳が判断するように導いてゆくものだそうです。

 

もし、スマホを使わずに自分でやる場合は、以下の手順でやっていくといいそうです。

 

(1) 簡単な「単語」を1つ思い浮かべます。

 

※単語は何でも構いません。(’例えば「すいみん」など)

※「会社」「締切」などストレスを連想させるような言葉は避けて、リラックスできる言葉を選ぶようにします。

 

(2)「1文字目」から始まる単語を思い浮かべ、映像をイメージします。

 

※「すいみん」の場合は、1文字目の「す」から始まる言葉からイメージして、「すいか」(その単語も映像を思い浮かべながら)→「すし」→「すぎ」というように、「す」から始まる単語が出てこなくなるまで続けます。思い浮かべる言葉は関連しない、つながった話にならないようにします。

 

(3)続いて「2文字目」から始まる単語を思い浮かべ映像をイメージします。

 

※2文字目の「い」から始まる単語を思い浮かべ同様に映像をイメージします。

 

(4)これを次々と続けていくと、いつの間にか眠りに落ちています。

 

ただし、人によっては単語をイメージする行為がストレスになることもあるかもしれないので、youtubeに頼ってしまうほうが余計なことを考えなくていいのでおすすめです。「認知シャッフル睡眠法」と検索すればたくさん出てきます。

 

ちなみに、一般的な眠れない時の対処法ですが、

 

・癒し効果のある音楽を聴く

・カフェインを含まない温かい飲み物を飲む

・腹式呼吸をして自律神経を整える

・ストレッチをして体と心の緊張を緩める

・眠気を誘うツボを押す

・アロマを焚く

・眠れないなら、無理に寝ない

 

などがよく挙げられるかと思いますが、私もとりあえず一通り試したことはありますが、悶々と悩んでいる時には、これがまた全然効果はないんですよね…。

 

最終的に、「眠れないなら、無理に寝ない」ということもやりましたが、日中、変な時間に突然睡魔が襲ってくるのでやめておいたほうがいいです。

 

眠れなくても、目をつぶっているだけでも体は休まるそうなので、少なくともずっと起きているなんてことはしないほうが良さそうです。

 

なんとなくyoutubeを見ていて発見したこの認知シャッフル睡眠法ですが、脳が、何の脈絡もないイメージを連想すると理論的な活動を止めて、眠りのスイッチを入れるという脳の仕組みに基づいたちゃんとしたものなんですよね。

 

今夜も少々心がざわつく夜になりそうですが、なんだか眠れなくてどうしようもないと思ったときに、ぜひ一度お試しくださいませ。

 

どうか安らかな眠りを…。

 

それでは、また。

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