【1%の努力】働くことの目的とは?自分に合った働き方について考えてみる

働く

昨年の3月まで、私は毎日毎日120%の努力と根性でクタクタになりながら人一倍がんばって仕事をしていました。

 

その長年の私の努力と根性が認められ、特別な資格や能力がないにも関わらず、退職するころには気づいたら年収は600万円ほどになっていて、管理職への打診までされるようになっていました。

 

私は他の優秀な人達との差をはかろうと、体力の限界まで「もっと頑張らなくちゃ、もっと早くやらなくちゃ」といつも何かに追われているかのように夢中で仕事をしていました。

 

それが40歳を過ぎたあたりから、息を吸っても吸ってもなんだか息苦しくて、今までは無かった仕事上の小さなミスを何度もすることが多くなり、家に帰れば何もする気力がなく、毎日倒れこむように布団に入って寝ていました。

 

そんな時、私はいつも「何のためにこんなに頑張って働いているのだろう」とよく考えていました。

 

もちろんお金のために頑張ってきた部分もありましたが、とっくの前に金銭的に余裕があったのにも関わらず、漠然とした不安からこの努力して走り続けるラットレースからなかなか抜け出すことができないままでいました。

 

少し前に私の身近にいる40~60代の友人や同僚に「何のために働くのか」それとなく聞いたことがありました。

 

返ってくる答えは、ダントツで「生活(お金)」のためでした。既婚者ですと「家のローンがまだまだ残っている」「子供にお金がかかるから辞められない」というのがもっとも多い回答でした。

 

40代の独身の友人の場合は、「好きなアーティストのコンサートにたくさん行きたいから」「海外旅行に行きたいから」「欲しい物がいろいろあるから」など、お金がある程度かかる趣味などのために働いている人が多かった気がします。

 

東京に住んでいる40代半ば独身の友人に聞いてみると、「東京は家賃と生活費にお金がかかるし生きるために我慢して働いている」と言っていました。

 

でも、そんな東京の友人も、結局は職場の人間関係のストレスで頻繁に蕁麻疹ができ、満員電車に乗ると吐き気や体調不良になるということで、すこし前に退職しました。

 

何年も前にはなりますが、友人の中で一人だけ「今の仕事が好きだから定年まで頑張って働きたい」と笑顔で言っていた40代後半の友人がいました。

 

以前、私はその友人と同じ会社で6年間ほど一緒に働いていたことがあります。私は、その会社を嫌になって辞めてしまったほうですので、なんだか羨ましいような、勤め続けられなかった私の努力が足りなかったのか、そう返された時はなんだか複雑な気持ちになりました。

 

でも、昨年知り合いを通して、その友人が「最近、転勤辞令が出て異動したけど、新しい職場に馴染めずうつ病になり休職している」という話を聞きました。

 

彼女はベテラン社員で職場のリーダー的な立ち位置でしたが、異動先で頑張り過ぎて空回りしてしまい、職場で孤立してしまったという話を後からまた別の友人に聞きました。

 

最終的には、1年以上休職しなんとか職場復帰はしたようですが、精神科への通院は継続中とのことでした。その後はさすがに定年まで働きたいのか聞いたことはありません。

 

61歳になる元職場の男性の友人にも聞いてみました。管理職でしたが60歳で定年退職したあとは再雇用となり一般職として働いているとのことでした。

 

でも、再雇用になると給与が管理職の時の3分の1にまで下がってしまうようで、仕事はほとんど変わらないのに給料が安いからやる気がでないとボヤいていました。

 

子供さんは独立してお金もかからないし不満を持ちながら働くのもどうかと思い「仕事を辞めて家でゆっくりしてみては」と言ってみましたが、

 

「(お金がかかる)趣味をずっと続けていきたいのと、何もせずに夫婦二人でずっと家にいられないので働きたい」とのことでした。

 

今度は、66歳になる元職場の女性の友人にも聞いてみました。現在もその会社でパートとして働いてますが、今年3月でちょうど契約期間満了になるとのことでした。

 

その友人も、子供さんは独立し夫婦二人暮らしということなので、もう頑張って働かなくてもいいのではないかと思い、

 

「退職後は家でゆっくりしてみては」と言ってみましたが、その友人も「まだまだ元気だし家にいてもすることがないから、またどこかで働きたい」とのことした。

 

さらに、退職したらプログラミングの勉強をしようと思っているらしく、次はその関係の仕事がしてみたいとも言っていました。

 

そして、62歳になる元職場の女性の友人にも聞いてみました。私は、その友人が40代半ばの頃に同じ職場で働いていましたが、

 

仕事がデスクワーク中心の仕事だったため、その友人は腰痛が悪化し一時期歩行が困難となり会社を辞めました。(今は治ったようです)

 

私は、その友人が退職した後も定期的に会っていて、たわいもない雑談のほか悩みなどの相談もしています。どんなことでも親身になって話を聞いてくれる優しい先輩でとても尊敬しています。

 

一緒に働いていた頃はなんでも仕事ができる優秀な方でしたので、私にとってはカッコいい憧れの先輩でした。職場ではいつもその先輩の周りには人が集まり皆に慕われていていました。

 

その友人は現在も独身ですが、私も同じ独身ですので一つ一つの何気ない会話が、これから向かうであろう「おひとりさまの老後」にとって毎回とても勉強になっています。

 

現在、その友人は、昨年お母様を亡くされてから実家で一人暮らしをしています。60歳を過ぎ年金受給者となった今でも、古くからの友人と頻繁に交流をしていていつも楽しそうに暮らしています。

 

その友人は、ご実家が資産家の家であったのか自宅の敷地内に「貸家」を3棟、さらに近くには「駐車場」も保有しており賃貸収入があります。

 

さらに、私の周りでは唯一、その友人だけ投資を積極的にやっていますので、保有している株や儲かった時や損した時の話などもよくするので投資の話で盛り上がることが度々あります。

 

話から想像するだけも、年金、家賃、投資など複数の収入源があってまったくお金には困っていないように見えるのに、現在は、自宅から歩いて行けるところにある会社にパートとして働いています。

 

仕事はシフト勤務でオペレーターのようなことをしていますが、仕事が楽しいらしく70歳まで働くそうです。

 

友人には「なぜまだ働くのか」は聞けていませんが、同僚の方々との職場での楽しいエピソードなどを聞くと「生きがい」や「やりがい」を求めて働いているのだろうと勝手に思っています。

 

私はその友人を見ていると、60代になっても生き生きと過ごしている姿にいつも羨ましい気持ちになってしまいます。

 

独身女性の一人暮らしという話を聞くと、世間的には「孤独、お金がない、悲惨な老後」と思われることが多いように思いますが、

 

やり方によっては、たくさんの仲間に囲まれ、私のような年下の元同僚との縁も大事にしてくれて、毎日楽しそうに暮らすことができる独身女性も存在するんですよね。

 

独身でも「寂しくない、貧しくもない、老後だって楽しく暮らせる」と証明してくれているようで、なんだかいつも希望と勇気をいただいております。目指すところはそこなのかもと、ちょっと思っています。

 

いろいろな人達に話を聞いてみましたが、当たり前ですが働く目的は人それぞれです。ただ、それが自分に合った働き方をしているのか考えてみた時に、なかなかうまくできていない人がほとんどなのかなと思ってしまいます。

 

ただ、この頑張って努力して働くやり方は、自分の限界を超えているのにも気がつかず続けてしまうと、いつかは「自分が壊れてしまう」と思っています。

 

この頑張り過ぎている友人たちの話を聞いて思ったことですが、20代30代で夢中で走り続けていると、「40代」あたりになるとこれまでの努力や踏ん張りが利かなくなって、

 

何かをきっかけにパタッとそれまでのようには働けなくなるという共通点があるように思います。

 

私も含め、若いうちはどんな大変なことでも根性で何とか乗り切ることができるんですけどね。でも、きっと多くの人は頑張り続けることができる時間というものがそれほど長くないのかなと思ってしまいます。

 

では、頑張れなくなった時どうすればいいのか?

 

私は会社を辞めた後に「1%の努力」という本の存在を知りました。この本の賛否ははいろいろあるかと思いますが、私はこの内容を聞いて少し気持ちが楽になりました。

 

自分が努力しないといられない場所にいるよりも、自分がもともと持っているものを活かせる場所に移動すれば、努力なんて1%で良いという考え方はとても共感できます。

 

人生は長いですので、時には120%努力して自分の限界に挑戦することもあるかもしれませんが、ただ、そんなことをずっと続けていたらいつか自分が壊れます。

 

そのような日が来る前に、120%の努力をしながらも、1%の努力で済む場所を前もって探しておくことが理想的なのかなと私は思っています。

 

私は現在、会社を辞めて努力0%の場所にいますが、それはそれで、いずれ定年退職をした人達のように果てしない虚無感が襲ってきそうな気がしますので、

 

そうならないうちに努力1%の私に合った働き方(場所)を早く見つけられればいいなと思います。でも、焦るとまた仕事選びを間違えそうなので慎重にですね。

 

皆様もくれぐれもお気をつけて。

 

それでは、また。

 

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