【適職とは】再びの採用内定!あらためて何を基準に会社を選べばいいのか考える

面接

税務署でのアルバイトも残すところあと約2週間。確定申告もピークを迎え毎日毎日忙しいですが、短期間とは言え、税金のことをよく考えるきっかけとなり、税務署で働いたことはとても良い経験となっています。

 

そんなことを日々感じながらも、そろそろ次の仕事でも探そうかなと、1月末と2月上旬に2社に履歴書を送付してみました。

 

そして先日、そのうちの1社からさっそく書類選考合格の連絡があり、さっそく2月下旬に面接に行ってきました。結果を先に言ってしまうと「採用」となりました。

 

さらに同じ日に、後から履歴書を送付したもう1社からも書類選考合格の連絡があり、面接日程を打ち合わせをしたいとの連絡がありました。

 

ちなみに、今回の転職活動については、長年、正社員で働き続けてやっと金銭的に余裕ができたこともあり、気楽に無理なく働きたいという思いから、あえて正社員ではない求人ばかりを狙って応募しました。

 

1社目は独立行政法人で、2社目は国の出先機関です。どちらも契約社員のような雇用形態でしたが、勝手なイメージでなんとなく残業が少なく気楽に働けると思ったことと、パート・アルバイトよりも給与や福利厚生が良いという理由から選びました。

 

そして、最初に採用となったのは独立行政法人のほうでした。毎年更新がある「任期付職員」という扱いとなりますが、待遇等は正規職員とほぼ同程度です。公的機関などの場合は、よくある雇用形態のようです。

 

2社目の国の出先機関についても毎年更新がある有期の職員という雇用形態でしたが、通勤時間が片道約10分という好条件と、やはり国の機関だけあってそれなりに待遇等は良さそうでしたので、どちらかというと2社目のほうが良いかなと応募前は思っていました。

 

ただ、「事務職」の求人は、非正規雇用とはいえ40代以上だと書類選考はなかなか通らないとよく聞くので、あまり期待もせず軽い気持ちで応募しました。

 

しかも、研究所については、一般人が日常で関わることがない謎が多すぎる組織ですので、ダメで元々ほぼ興味本位での応募でした。それなのに、まさかの採用の連絡です。

 

正直なところ、理系の頭が良すぎる人達の中で私で大丈夫なのか?という不安な気持ちばかりが募りました。それに加えて、独立行政法人の採用内定の連絡が来た日に、国の出先機関の面接の連絡が来るというなんとも悩ましい事態にもなりました。

 

独立行政法人への連絡を早くしなければという焦る気持ちと、役所の面接は1週間後とのことでしたので、こっちの面接も受けてからじっくり考えたいという欲張りな気持ちも沸いてきて、かなり混乱しました。

 

そして、一日中、何を基準に仕事を選べばいいのか冷静になって考えてみました。

 

そして、いろいろ調べていた中で、多くの有名人がおすすめしていた「科学的な適職」という本の存在を知り、最終的に国の出先機関の面接を辞退し、4月から独立行政法人で働くことを決めました。

 

ちなみに、その本の概略をざっくり書きますと、以下のとおりです。


1.好きを仕事にしない

2.給与の多さで選ばない

3.仕事の楽さで選ばない

4.伸びる業界や業種で選ばない

5.自由があるか

6.達成感があるか

7.自分のタイプにあっているか

8.仕事がバラエティに富んでいるか

9.ヘルパーズハイになれるか


 

1.好きを仕事にしない

・仕事は続けるうちに好きになると考える成長派の人のほうが幸福度が高い。好きなことを仕事にして幸福度を感じるのは最初の1~2年程。思っていたのと違ったと感じる人が多く、長いスパンで見ると、好きを仕事にせず自分にできる仕事を選んだほうが良い。

 

2.給与の多さで選ばない

・給与が多いか少ないかは、幸福度や仕事の満足度とほぼ関係がない。給料アップの幸せは平均1年しか続かない。健康レベルが上がることのほうが幸福度が高いという研究結果があるので、自分にとって健康と感じるほうを選んだほうがいい。

 

3.仕事の楽さで選ばない

・仕事が難しいと不安というストレスを感じるが、自分のスキルにあっていればやる気や満足感に繋がる。でも、楽で簡単な仕事だと無気力になったり退屈になって逆に幸福度は下がってしまう。

 

4.伸びる業界や業種で選ばない

・そもそもどの業界が伸びるかは実際のところ誰もわからない。専門家の予想は50%くらいしか当たらないので信用してはいけない。予想通りとならない確率のほうが高い。

 

5.自由があるか

・自由に意見が言える、リモートワークを採用しているなど職場の自由度が高いほど仕事への満足度が上がり、離職率も下がる。

 

6.達成感があるか

・人間のモチベーションが最も高まるのは、少しでも仕事が前に進んでいる時。上司に褒められた、仕事が早くできるようになったなど小さな達成感があるかどうかで仕事に対する「やりがい」や「モチベーション」が生まれる。

 

7.自分のタイプにあっているか

・人は「攻撃型」か「防御型」の2つのタイプに分けられる。

・「攻撃型」タイプは、利益に焦点を当ててリスクを取ってでも目標を達成しようとする。進歩や成長を実感できるような仕事が良い。例えば、コンサルタント、アーティスト、クリエーターなど。

・「防御型」タイプは、目標を責任の一種と考えていて自分の義務を果たすのが最終的なゴール。安全な場所に身を置こうとし、やるべきことが具体的に決まっている場所で能力を発揮する。安心感や安定感を実感しやすい仕事を探すのが良い。例えば、事務員、技術者、士業など。

 

8.仕事がバラエティに富んでいるか

・多様性がないと幸福度が下がる。単純作業や役割がきっちり分担されていてやることが決まっている同じ仕事だと、いくら好きな仕事でも息が詰まってしまう。自分のスキルや知識を幅広く活かすことができるか、業務内容がバラエティに富んでいるかをみる。

 

9.ヘルパーズハイになれるか

・「親切」により幸福度がアップする効果。人は他人のためになる事をすると幸せな気持ちになったり孤独感から解放されたりする。社会に役立つ行為をした直後には頭の中にドーパミンが溢れ出し快楽や幸福感を得られる。大事なのは、自分の行為が他人の役に立ったということ。

 

以上のことを参考にした結果、独立行政法人の面接に行ったときの職場の雰囲気も含め、こちらのほうが私のタイプに合っているような気がしましたので、翌日に内定承諾の連絡を入れ、4月から入社となりました。

 

果たして、この判断が吉と出るか凶と出るかは働いてみないと分かりませんが、毎回、後先考えず仕事を選んで失敗しているので、今度こそ働きやすい職場であることを願うばかりです。

 

何かの参考にしていただければと思います。

 

それでは、また。

 

【関連記事】

【身辺調査】もしかして私の職歴調べてる?面接で落ちた理由について考えてみる

 

 

 

人気ブログランキング

にほんブログ村 ライフスタイルブログ おひとりさまへ

 

にほんブログ村

Follow me!

Related Post