【ペットの医療費】猫の寿命とは?愛猫の病気と治療費について考えてみる

猫の病気

最近、なんとなく愛猫ミーコさんの元気がないです。

 

昔は庭の木や屋根の上に登ることもよくありましたが、推定12歳にもなる今はほとんど外に出て遊ぶこともなく一日中寝てばかりいます。20時間以上は寝ているかもしれないです。

 

半年前から時々くしゃみをすることがあって、朝起きると目に涙が溜って濡れていることがよくあります。鼻が詰ってるのか、時々イビキのように鼻からブーブーと異音がしたり、最近は過呼吸のような症状も出てきたので、これは風邪か、もしかして何かの重い病気かもしれないと思い、初めて近所の動物病院に連れて行きました。

 

ところで、「猫の寿命」は知っているでしょうか?令和2年一般社団法人ペットフード協会の調査によると、猫の平均寿命は「15.45歳」とのことです。ギネス世界記録ではアメリカで約38歳の猫がいたそうです。

 

「長生きする猫」の特徴としては、感染症や事故のリスクがある屋外飼育ではなく「屋内飼育」とのことで「メス猫」のほうが多いそうです。

 

その他重要なことは、人間と同じように「ストレスが溜まらないような環境」にすることや、「食べ物(特に塩分や糖分)に気をつける」こと、腎臓病を防ぐため「水をたくさん飲ませる」こと、「日々の健康チェックを怠らない」ことのようです。

 

そして、猫の年齢ですが、人間の年齢に換算すると猫は生まれて1年でほぼ20歳になり、そのあとは4歳ずつ取るそうなので、10年だと56歳、20年だと96歳に相当するそうです。ギネスの猫は計算すると168歳になりますね。すごい。

 

愛猫は、保護猫としてやって来たのではっきりした年齢は分かりませんが、おそらく12年くらいは生きているのかなと思います。そろそろ高齢猫と言われるお年頃ですので、猫の寿命を考えると一緒にいられるのもあと数年なのかもと思ってしまいます。

 

今まで体調が悪かったことがなかったため、特別に健康に気をつかったり動物病院で健康診断を受けたこともありませんでした。

 

今回具合が悪くなって初めて病院に連れて行くことになり、なんとなく猫の寿命を意識するようになりました。ただ、一般的に言われている長寿猫の生活とは逆のことをしてきた気がしますので、いまさら長生きは望めないかもしれません。

 

そんなことを考えつつ近所の動物病院に行きました。

 

動物病院にはすでに先客がいましたので1時間以上も車の中で順番を待ちながら中の様子を見ていました。

 

あとで聞きましたが、先に来ていた患者さんは、甲状腺と心臓病を患った小型犬とのことでした。飼い主さんに抱っこされ車に乗せられていましたが、とてもグッタリしていてほとんど動いていませんでした。

 

病院ですから基本的に具合の悪いペットしか来ていないかと思いますが、遠目で見ていても病気の深刻さが伝わってきて、車で待っている間とても不安になりました。

 

そして、愛猫ミーコさんの順番がやって来ました。

 

まず、体重と体温を測られました。診察台が体重計になっていますのでそれは特に問題はありませんでしたが、猫の体温ってお尻の穴に体温計を入れて測るんですね。私も「え?」と驚きましたが、ミーコさんもかなりパニックになって悲鳴に近い声を出していました。

 

そして、計測の結果は、体重と体温はともに異常なしでした。

 

そのあと、念のために「血液検査」「レントゲン検査」をするということになり、ミーコさんだけ動物病院の助手さんに抱えられ検査室のほうに連れていかれました。

 

私は待っている間もとても不安な気持ちになりましたが、しばらくて検査が終わり、また抱えられて診察室に戻ってきた時、ミーコさんがすました顔で何事もなかったように診察台に座ったので、その大物感あふれる様子に私の緊張も解けちょっと笑ってしまいました。

 

動物病院の先生いわく、普通は診察台の上で暴れて逃げ出そうとするペットが多いとのことで、手を放しても逃げないのは珍しいと言われてしまいました。初めて来たんですけど、何かが気に入ったんでしょうかね。

 

その後、血液検査の結果が出るまでに10分ほどかかるということでしたので、そのまま診察室で2人(私と猫)だけで待ちました。

 

そして、血液とレントゲン検査の結果がでました。病名は「慢性肺炎」でした。レントゲン写真を見せてもらいましたが肺の部分が真っ白でした。

 

原因は特定できませんでしたが、猫を屋外に出していたりすると様々なウィルスをもらってきてしまうので、それが原因かもしれないとのことでした。

 

ただ、猫というのは、たとえ病気になっていたとしてもあまり表に出さない動物らしく、見た目でわからなかっただけでミーコさんも随分前から肺炎にかかっていたはずと言われました。

 

そして、今はそれが慢性化しているとのことでした。こうなってしまうと完全に治すことは難しいようで、高齢猫ということもあり症状を抑えるような治療をしていくしかないとのことでした。ただ、幸いにも急に亡くなるということはなさそうです。

 

結局のところ、今日の治療は抗生物質の注射とステロイド錠剤?を飲んで治療は終わりました。最後に7日間分のお薬もらって帰ってきました。

 

そして、本日かかった猫の治療費ですが、もちろん動物は保険適用にはならないですのである程度の覚悟はしてましたが、なんと合計「36,530円」もかかりました。

 

内訳は、初診料1,500円、注射料4,500円、薬剤510円、血液検査料17,700円、レントゲン9,000円+消費税です。

 

思わぬ出費です。そして、また来週も来てくださいねとのことでした。

 

そして帰り際、お姉さんと猫の年齢のことでいろいろお話しました。ちょうど私の後に来ていたお婆さんの話になり、なんとその方の飼っている猫は「21歳」とのことでした。

 

かなり弱弱しく見えたので高齢猫だとは思いましたが、まさかそんなに長生きしていたとは。でも、この動物病院での最高齢は「24歳」だとか。身近にそんな猫がいることに驚きですが、大事に飼うと20年以上も生きるんですね。

 

これからも、愛猫ミーコさんとは長い闘病生活になりそうですが、同時に医療費が高すぎて猫を養えるくらいの稼ぎは欲しいなと思った一日でした。

 

それでは、また。

 

 

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